PCOS多嚢胞性卵巣症候群になった!自然妊娠できた!試した方法は?

不妊・病気・女性の体の悩み
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私は学生時代に不妊と診断されてとてもショックを受けた経験があります。
生理不順からPCOS(多嚢胞性卵胞症候群)と診断されました。

当時に自然妊娠は難しいと言われてとても悩んだ事を覚えています。
そんな私も結婚してめでたく自然妊娠で子供を授かることに成功しました。

やってきた事はそれほど多くはありません。
他にも色々と併用すればもっと早くに妊娠できたのかもしれません。
簡単にまとめて見ました。

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学生時代に不妊と発覚!生理不順

私は20代後半で妊娠6ヶ月です。
夫の自営業の手伝いとイラストの仕事をしています。

以前は会社員だったのですが、結婚を機に退職して今の生活スタイルとなりました。
もともと、PCOS(多嚢胞性卵胞症候群)により極度の月経不順で3ヶ月に1度だったり、ひどいときは半年に一回ほどの周期だった時期もあります。

 

また、自律神経失調症を抱えており、少し精神的に不安定な面がありますが、生活スタイルを変えてからは、以前よりもストレスフリーになり酷く症状が現れることが少なくなりました。

 

【自律神経失調症】

自律神経のバランスが乱れて体に悪影響を与える事です。
動悸や目眩、頭痛や倦怠期などですね。

生活習慣が悪かったり大きなストレスを抱えている人ほどかかりやすい症状です。

 

私は子供が大好きなので、不妊症を抱えていると宣告された当時はまだ大学生でした。

まだまだ結婚や子供を授かることは先の話でしたが、やはり毎日がとても辛くて、道行く子供を見るたびに苦しい思いをしました。

不妊治療への不安と母になりたいと言う夢が早々に崩れ落ちそうな恐怖に苛まれながら、結婚というタイミングを迎え改めて病院に相談へ行った際はとても複雑な気持ちだったことを覚えています。

重度のPCOSのため自然妊娠は不可能との診断

不妊に気がついたのは、月経不順があまりにも酷く大学生の時に半年以上月経が来なくなってしまった事がありました。
そのため病院へ行って婦人科にかかった際にわかりました。

当時伺った婦人科で色々な検査を行ったところ、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)という病気になっていることがわかりました。

 

【多嚢胞性卵巣症候群】

PCOSとも呼ばれています。
卵胞が成長するのに時間がかかりすぎて排卵しないという疾患です。
要因は卵巣内に男性ホルモンが多い事だと言われています。

脳から出ている黄体ホルモンとインスリンの作用で男性ホルモンが強くなるという結果があるようです。

排卵誘発剤などで排卵するチャンスを増やすなどの治療があるようですね。

 

PCOSは病気と言うより、体質といったほうが正しいとお医者さんは仰っていましたが、この病気は個人差が大きく患っている人の中で自然妊娠する方も多くいらっしゃるそうです。

 

セカンドオピニオンでも診断

私の場合、エコー画像を見たところ排卵が全く行われておらず自然妊娠はほぼ不可能だと伝えられました。

つまり、この病気を持っている人の中でも、かなり重いほうの症状だとのことでした。
淡々と伝えられた事実があまりにショックで、セカンドオピニオンをしたのですが結果は変わらず、その事実を受け入れざるを得ませんでした。

 

この病気の根本的な原因が分かっておらず、妊娠を希望する時期になったら不妊治療を始めましょうとのことでそれまでは月経不順の治療を希望があれば行いますという状況でした。

はっきりした原因がわかったものの、自然妊娠がほぼ不可能であるとの宣告は、当時の私にとってとてもつらいものとなりました。

基礎体温を測り体の健康づくりからスタートした

妊娠を希望する時期になったころ、まずはじめに改めて病院の婦人科へ行き、こう言う経緯があったという件をお話ししました。

病院側から基礎体温を測って欲しいとの指示があったので、毎朝基礎体温を測り、体温の上がり下がりの周期をチェックしました。

この頃は生活環境がガラリと変わり前の環境よりも自分にかかるストレスが極端に減ったからか、月経周期が少しだけ改善し2ヶ月に1度ほどのペースで月経が来るようになっていました。

そのお陰か、体温の周期も普通よりはかなりバラバラではありますが、きちんと周期を確認できるようになっていました。

また、軽い運動と筋トレを少しずつ行うようにし、健康的な体を目指す最低限の努力を継続して行いました。

なるべく体を冷やさないように冬場は腹巻をして寝てみたり、キンキンに冷えた飲み物を控えるようにしたりと、無理のないストレスが溜まらない範囲の対策を地道に行いました。

 

ストレスを軽減して自然妊娠を目指す

不定期な排卵ではあったのですが、主治医の先生と相談しながらタイミング法などの説明を受けて自然妊娠を目指しながら特別な対策等はとらずに気長に不妊治療を進めていくように努めました。

おそらく私の場合はストレスが一番な原因になっていたと思うので、そこを一番気をつけました。

年齢的に余裕があれば気長にやるのが一番

不妊治療は本当にいろんな原因があるようで、人によって合う合わないはあると思います。
しかし、気負いをしないように自然妊娠を目指しながら、気長に無理のないストレスのかからない地道な方法で進めていったことが功を奏したと思います。

とにかくPCOSはホルモンバランスがとても崩れやすいので不妊治療を頑張るというよりも、自分の健康づくりだと心に言い聞かせながら、小さな体作りから始めてみたことが良かったです。

使ってみてよかったグッズとしては、朝起きて短い時間で測る方ができる体温計と、ノートとボールペンを常にベットの横にセットしておくととても便利でした。

また、毎日の継続がとても苦痛になる時期があったので、ノートやボールペンは自分の好みを優先して選び、ところどころ日記のように使いながら、愛着が湧くように工夫しました。

あとは、冷えた飲み物を控える際に便利だったものは、お茶っぱの種類を棒茶や玄米茶、緑茶といくつか揃えておくと、飽きずに続けられました。

女性の体はストレスで変化しやすい

特別なグッズを使っていないので、特に使いづらい点はなかったのですが、具体的な治療を進めていくわけではないので、漠然とこれで大丈夫なのかと不安になることが多かったです。

 

夫以外に、母や姉に相談できたので少し気がまぎれることもありましたが、やはり自分に合う病院を見つけることが一番だと思いました。

正直なところ私は自分に合う病院をみつけられず、具体的な治療を進められなかったというほうが正しいのですが、結果的に一番自分の希望に近い形で話を聞いてくださる先生の元で治療を進めていくことで、多少の不安は拭えたのかなと思います。

とにかく、女性の体調は本当に自身へのストレスでとても大きく変動するということが分かったので、色々なグッズを試してみて効果がなく落ち込んだり、必死に情報を探して不安になったりと、自分で自分自身へストレスを与えてしまうのは、せっかくな治療の効果を下げてしまうことになりかねないと思いますので、是非気をつけて頂きたい点だと思います。

2年で自然妊娠に成功!ストレス排除が大切

同じ病気を抱える不妊症の方へのアドバイスを残せるとしたら、妊娠までの道のりは、ただひたすらに自分へのストレスを溜めないようにする自分自身との戦いであったように感じます。

ただ、1人で戦うには心の余裕に限度がありますので旦那さんのご協力のもと、ストレスが極限まで減らされた環境で不妊治療を進めて頂きたいと思います。

私の場合は実家の家庭環境と職場の環境がストレスの原因になっていましたので、とにかくこの問題の解決を優先させました。

子供を授かりたいという大きな夢を願ってのことでもありますが、自分をより生活しやすい環境に置くという大事な選択でもありますので、思い切った行動されることが必要かと思います。

その結果、私の場合はさではございますが、ストレスを減らした環境で体づくりを続けることで、不定期ではありますが排卵を確認することができるようになり希望であった自然妊娠をすることができました。

 

約2年かかりましたが、私にとってはとても大事な期間となりました。
同じ病気を抱えたて、不妊治療を頑張る方へのお力になれれば幸いです。

不妊症からめでたく妊娠出来た方法はこちら!

不妊の原因には本人の体質などを含めて様々な要因があります。
なるべく効果がありそうなのを同時にやっていく事で妊娠できる可能性が高くなると思っています。
是非参考にしてみて下さい。

 

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