海外での出産体験!産褥パンツが緊急帝王切開のあとも大活躍だった

不妊・病気・女性の体の悩み
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34歳で初めての妊娠の時には海外に在住していました。
当時の住んでいた海外には「たまひよ」や「赤すぐ」のような妊娠から出産にいたるまでの新しい情報を常に網羅しているような雑誌はありませんでした。
硬派な出産マニュアルばかりでしたね。

それではと日本の妊娠出産情報誌を取り寄せました。
こちらには存在しない便利グッズばかりあります。

全て揃えると相当なお金もかかってしまうので、厳選して取り寄せることにしました。

大きくなるお腹を支えるための腹帯や、産褥パンツ(こちらの国には存在しないのですが日本の情報誌には必需品と書いてあるので)を購入することにしました。

恥ずかしながら、私自身も産褥パンツなるものの存在を知ったのはこの時が初めてでした。
そして大きな買い物なので悩みましたが、基本的に室内土足という文化の国で犬や猫と一緒に生活していたため、新生児から使用でき新生児用ベッドとしての後はハイチェアとして2歳ごろまで使用できる電動スイングを購入しました。

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妊娠高血圧症候群で緊急帝王切開

妊娠31週目の検診で高血圧と蛋白尿が出てしまい自覚症状のないまま妊娠高血圧症候群で入院することになりました。

【妊娠高血圧症候群とは?】

妊娠中期以降に「むくみ」「蛋白尿」「高血圧」の3つの内2つの症状が出た場合は「妊娠中毒症」という症状の名前が付けられていました。

ただ「高血圧」が一番注意すべき点どいう事が分かってきたので身長に妊婦さんの状態を把握する必要があります。
そのため妊娠中期以降の「高血圧」を「妊娠高血圧症候群」と呼ぶようになりました。

 

それまでに妊娠で困ったことといえば、妊娠初期につわりのため一度貧血になった事と、くしゃみをした時の尿もれくらいなかったです。

浮腫み等の症状も全く現れていなかったので自分と赤ちゃんが危険な状態であると自覚することに時間がかかってしまいました。
いつもは冷静な担当の医師から、若干血相を変えつつすぐ入院してくださいと言われた時も「家に荷物を取りに帰りたいんですけど・・・」と言って怒られてしまいました。

投薬しても血圧があまり下がらないことと、赤ちゃんへの血流があまり良い状態ではないということで、入院3日目に31週5日での緊急帝王切開となりました。

海外の看護婦も大絶賛の産褥パンツ

心の準備ができていない緊急帝王切開でしたが、これも赤ちゃんへの最善策として全てを先生に委ねることにしました。
子供は1415gながらも無事に産まれ、産声も聞くことができましたが予想以上に私の体力の回復に時間がかかりました。

そして術後まだちゃんと下半身の動かない私の産後用ナプキンの交換や、悪露のチェックに来る全ての外国人の看護師さん達に「なんて便利なパンツなの!こんなの初めて見たわ!出産後はみんなこれを履けばいいのに!」と絶賛されました。

確かに、動かない体のナプキンを取り替えるのにクロッチ部分の開く産褥パンツは看護師さんにも私にも負担が少なくとても役に立ちました。

出産前は何のために使うのかと疑問に思っていたほどの地味なグッズでしたが自分で動けるようになってからも、悪露の出ている間はとても重宝したので、2枚だけでなく4枚ほど買っておくべきだったと思いました。

 

材質は綿100%です。
洗濯は色落ちする可能性があるため使用は避けたほうが良いようです。

ナプキンがズレてしまった場合もしっかりガードしてくれます。
臨月の大きなお腹も苦しくなる事なく快適にフィットします。

【サイズ】
産褥M~L(ヒップ85~103cm)
産褥L~LL(ヒップ90~108cm)

 


 

出産、新生児用のグッズを用意するタイミングは?

妊娠、出産にはどんなハプニングがあるかわからないとよく言いますが、私も自分が緊急帝王切開になるとは思っていませんでした。
ですから、出産グッズ、新生児用のグッズはまだちょっと早いかなというくらいの時期に揃えておくことをお勧めします。

そしていざという時のためにまとめておけば、旦那さんや家族に指示して持ってきてもらうのも簡単です。
また新生児のうちは外出もままならないので、必要かなと思うもの、そして母親が安心できるであろうグッズも重要です。

電動スイングも犬猫に踏まれず、屋内土足環境でも衛生的で私が家の中を移動するときには赤ちゃんを乗せたまま移動でき常に視界の中に入れておくことができたので安心できました。

同様に、睡眠時の呼吸モニターなどもSIDS対策に大いに役に立ちました。
スイング、モニターなどは少々値がはりますが2歳ごろまでは使用できるので、長期的に使用できて元は取れると思います。

 

 

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