私の出産予定日は当初9月の半ばでした。
ですが、32週頃に逆子の切迫早産と診断されました!
そのまま逆子も改善されずに破水してしまい34週という早い段階で帝王切開での出産に至りました。
予定日の9月よりも大分早い、7月の出来事です。
幸いにも生まれた子供には障害はなく、発育も順調でした。
しかし低体重児での誕生に暫くの入院措置が必要になりました。
私自身、帝王切開での出産でしたので通常分娩よりも長い入院期間がありました。
しかし、私の入院を終えても赤ちゃんは入院したままです。
約1ヶ月の離れ離れの生活を余儀なくされました。
ここで問題になってくるのは母乳です。
自宅で絞った母乳を、毎日病院に届けなくてはいけないのです。
この時の体験で役立ったアイテムをご紹介したいと思います。
記事作成者:20代半ば
子供:0歳
初めての母乳育児の悩みと苦難
初めての出産であった私にとって勿論、母乳育児も初めてのことでした。
最初の内は母乳の出が悪く助産師さんに絞られる度に悶絶。
時には涙も流していましたが、自身の退院が近付く頃には「双子でも育てられる!」とのお墨付きの言葉を頂ける程に、十分すぎるくらいの母乳が出るようになっていました。
自宅で自分で絞り、母乳を毎日病院に届けることが決まった折り、まず最初に不安に思った事があります。
それは母乳を絞るための所要時間です。
量は出ても射乳にまで至っておらず、ある程度の量を絞るまでに時間がかかっていたのです。
そして、入院中は助産師さんが手伝ってくれていましたが、自宅で行うとなると全ては自分一人です!
母乳を絞ること自体に時間がかかる事に加えて、絞った母乳をパック詰めにしたりと時間を要しました。
1回の搾乳に1時間程が病院でもかかっていました。
それを一人で・・・?
まだ慣れない作業ですから、倍まではいかずとも、1.5倍の時間がかかる事は必至です。
更に、新生児の内は、母乳の出を良くするためにも、1日に8回の搾乳が基本!
しかも3時間置きです。
昼間の内はまだいいとしても、辛いのは夜中の搾乳です。
病院ではうっかり寝過ごしてしまっても、助産師さんや看護師さんが起こしに来てくれました。
しかし自宅ではそうはいきません。
夜中に一人で起きて、寂しく搾乳を行わなくてはいけないのです。
搾乳に1時間半ほどを費やし、やっと眠れたと思ったら次の搾乳の時間(新生児が傍に居れば、加えておむつ替えなどもあって更に大変なのですが)、どうにか一人きりでも頑張れるように、搾乳の負担を減らすことは出来ないのだろうか?
私は悩みました。
母乳育児の便利アイテム「搾乳機」
助産師さんに相談したところ、解決の糸口は簡単に見つかりました。
世には便利なアイテムがあふれていて、搾乳には搾乳専門の「搾乳機」たるアイテムがあったのです。
この搾乳機を使えば、大幅に時間を短縮できます。
どうして早く教えてくれなかったの!?
私は心の中で叫びましたが、助産師さん曰く、ある程度まで母乳が出やすくならないと、搾乳機の使用は痛みが伴うそうです。
どのくらい痛いのだろう?
帝王切開の傷の痛みや、後陣痛に加えての腰痛、母乳を出し始める時の痛みと、短期間に襲ってきた痛みの連続に私は気後れしてしまいました。
睡魔と闘う夜更けを考えて、退院し自宅に帰る足で購入をしました。
搾乳機にも種類があり、手動で動かすもの、電動の自動で動くものとあります。
私が購入したのは手動式のタイプです。
電動のものと比べると、お値段もお手頃価格です。
ピジョン pigeonママグッズ 搾乳(さく乳) 手動タイプ
感想とまとめ
助産師さんが言っていた通り、使い始めは初めての感覚に多少の痛みは伴いました。
ですが、慣れてくると痛みは感じなくなってくるので、私的には我慢できる程度のものでした。
それよりも、とっても眠い夜中の搾乳が、搾乳機の使用によって短縮されました!
睡眠時間の確保ができたメリットの方が大きかったです。
また、ご紹介した搾乳機は、母乳が溜まる部分が哺乳瓶として使用が出来ます!
無事に赤ちゃんが退院したあとも、何かと使用できるところも良かったです。
私のような特殊な場合以外でも、誰かに赤ちゃんを預けたい時、事前に母乳を絞って保存しておくと便利ですよね。
赤ちゃんと一緒に暮らしている今も、そういった場面で搾乳機は活躍しています。
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