子供が肌をかきむしる!アトピーの悪化にも効果がある方法

子供の悩みと対策
スポンサーリンク

子供の肌が乾燥しやすく掻き毟るクセにとても参っていました。
家では監視できますが幼稚園、保育園ではそうはいきません。
今回紹介する手袋ではアトピー性皮膚炎の悪化を防ぐためにも役立ちます。

掻いてしまう子供にお悩みの人は一度試してみるとよいと思います。
子供だけではなく大人にも使えてとても便利です。
実際につかってみたメリットデメリットなどの感想も書いてみました。

スポンサーリンク

保育園に通っている子供の悩みがある主婦

私は32歳の主婦です。
現在は在宅ワーカー(個人事業主になって、ライティングなどを委託を受けてパソコンの仕事を主にしています)をしています。
以前は近隣のお店デパートをしていて、そのパートを始めるのを機に、子どもを保育園に2歳になる直前から通わせました。
子ども(男の子)は現在4歳です。
通っているのは、認可の保育園です。

家族形態は、主人(父)、私(母)、息子(4歳)、娘(0歳)です。
娘はまだ昨年生まれたばかりで、保育園にはまだ通っていません。
結婚して6年目、在住は大阪府です。

息子は家庭の事情で一度退園、別の保育園に再入園をしています。
健康状態に異常はありませんが、かゆみが出やすく、アトピーではないですが皮膚が乾燥しやすく年中保湿剤と内服薬をつかっていても肌のかさつきとかゆみに悩まされています。

環境の変化、温度差など、ストレスの大小にかかわらず、手で体中をかきこわしてしまい、とびひになってしまうことが多くありました。

皮膚が乾燥しやすく掻き毟る子供への対策

子ども(息子)の保育園での悩みは、自己紹介に書かせていただいたとおり、皮膚炎に由来するかゆみです。
保育園では家庭ほどずっと一人(息子だけ)に先生がついていてくれるわけでも、手をおさえてでもかくのを止めてくれるわけではありません。

保育園から帰ってくると息子が、時に出血を伴うすごいひっかき傷をたくさんつくって帰ってくることが何度もありました。
かいたところがまた皮膚がゴワゴワになり、粉を噴いてかゆみが増したり、汁がついて他のところもかゆくなったり、とびひのようなアトピーのようなひどい状態になったりしています。

しかし、私はパートに行かなければならず、ずっとは見ていられません。
先生にも相談しましたが、園の決まりで塗り薬は持って行けないこと、布団の中や外遊びの遊具の陰などいくら先生が注意をしてみてくれていても、少し知恵のついた息子が隠れてボリボリとかいてしまうことも多いことなどを伝えられました。

お友達にひっかかれたりはないので、痛々しい傷はすべて息子が自分で作っていたのです。

しかし、一番かき壊しがひどい時間帯がお昼寝の間(無意識)ということがわかり、解決の糸口が見えました。
物理的に体をかかないようにする事ができるのではと感じ、手袋を試すことにしました。
「ドクターミトンかゆいっこ」という、アトピーのかき壊し対策用のオーガニックの手袋です。
5本の指をすっぽり覆えます。

幼稚園の先生も目にかけてくれるようになった

ドクターミトンかゆいっこ(以降、手袋)は、皮膚科の医師が監修して開発した商品のようです。
1~2歳の子でもつけられる子ども用サイズもあります。
3ヶ月の赤ちゃんから使用が出来ますよ。
WLサイズにすれば大人でも使用可能です。

  • WU(3ヶ月~15ヶ月)
  • WR(15ヶ月~4歳頃)
  • WL(4歳から大人まで)

 

アトピー性皮膚炎でもそうですが、一番困る事は強いかゆみによって掻き毟る事です。
この手袋は2重構造になっています。

 

内側は肌に優しいクラビオン、外側は天然系繊維キュプラを使っています。
掻き毟っても2枚の手袋が内部でカラすべりするため皮膚に傷がつけずらい設計になっていますよ。

クラビオン:カニなどから採れるチキンキトサンを初めて綿維化した100%の天然系の繊維。抗菌防臭効果もあり、保湿性に優れています。

キュプラ:綿花の短い繊維。柔らかく包み込んでくれる感覚の天然素材。

 

そして、もちろん子どものことなので、いやなときや無意識に取ってしまうこともあるので、自宅では夜間自分自身も寝入ってしまった時に取ってしまっていることもありました。
保育園ではお昼寝の歳には必ず先生が子どもたちを見てくれているので、息子が手袋を外したり、ボリボリとかきはじめた音が聞こえると、付け直してくれるようになりました。

また、通気性の良いオーガニックの手袋でも強くこすってしまったりする様子を見ることで、以前よりも先生たちが息子のかきぐせに「なんとかしよう」と向き合ってくれ始めたようにも感じました。

また、室内の温度や湿度も、もちろん全体のバランスを見てですが、ストレスに弱い息子に合わせてできるだけ快適に過ごせるように考えていただけたようでした。

手袋という見た目にもわかるアイテムがあることで、息子自身の皮膚の保護と共にどの先生もがお昼寝の時に頻繁に目にかけてくれたのがメリットと感じました。

 

看護師のアイデアから生まれた手袋です。
87%以上の子供に掻き破り予防に効果があったそうです。

子供にとっては多少のストレスと違和感がある!?

今回の手袋は、市販されている様々な手袋の中では、皮膚への刺激や通気性の面で、かきむしってしまう子のかきぐせ防止に一番適したものだと思います。

しかし、いくらサラサラで通気性が良いといえど、やはり暑いとムレてしまいます。
また、手袋をつけること自体が、時に息子のストレスにもなってしまうようでした。

たとえば、暑い、動きにくい、指をしゃぶれない(まだ小さくて時々しゃぶってしまう時期だったので)、みんなとちがう、先生に付け直してもらう際には目が覚めてしまうなどあります。
色々と小さいなりに悩みもあるようでした。

そして、とても高価なものなので(1セットで2000円以上)、消耗した際や洗いかえ、紛失などによって買い直すのに、園グッズと考えるとすごくコスパが悪いです。

また、二重構造なので洗ったり干したりが手間なことや、スルスルしている生地と形状が、他の子には治療用手袋とわかりづらく「おもちゃ持ってきてる」と言われたりロング手袋なので勝手に振り回される等、先生の目の届かないところで少しそういった保育園ならではのストレスやデメリットもあったようです。

 

購入したままでは固定できないので外れてしまいやすいのが、手袋としてのデメリットだとも思います。
しかし、痛みのないサージカルテープで有名なメピタックで固定する事もできます。
手袋の口を2巻きくらいすれば大丈夫です。

 

特別扱いはできないため保育園の先生と少しでも協力を!



自分のパートのことや、子どもの友達の幅を広げたり色々なことを経験させてあげるために、子どもを保育園には入れたいと思っていました。

しかし、入る前も、実際に入ってからも、子どもの皮膚炎のことで私はずっと悩んでいました。
いくら家で目をかけていても、通園中にボリボリとして、結局振り出しに戻ってしいまいます。

病院では常に薬を塗ってあげるよう言われ、保育園では規定上薬は預かれないと言われ、どちらの言い分もわかります。
双方に伝えたけれど、どちらにも難色を示されました。

それで平行線で途方に暮れていたところママ向けサイトでこの手袋のことを知りました。
少し高いですが、保育園にもOKしてもらえ息子の肌の状態も快方に向かい、使ってみて良かったと思っています。

他のママさんにアドバイスといえるかはわかりませんが、我が子の健康状態に不安があっても、保育園という集団生活の場では、薬や難しい配慮はNGとされてしまう場合も多いです。

しかし、この手袋のように、少し視点を変えることで、悩みが小さくなる場合もあるかもしれません。
ぜひ、先生とも相談しながら、子どもが快適に園生活を送れるようなきっかけを探してみてくださいね。

 

コメント